流れのほとり   
                                  発行: 流  れ  の  ほ  と  り 社     
                                  〒545-0042
                                   大阪市阿倍野区丸山通1丁目6-16
                                             松虫ハイツ303 
        2016年11月 5日号 No.314             主筆・牧師     竹谷 敏朗                                       


祈りは事業

 評論家の佐古純一郎氏は、「三浦綾子の世界は、゛愛と祈り゛、この二つの言葉に尽きるのです」と評しています。朝日新聞の懸賞小説を書く時、三浦夫妻は、執筆前に祈り、綾子さんの執筆中、光世さんは隣の部屋で祈り続けたと言います。世界の文学の中で、祈りの中で書かれた文学は、三浦文学だけではないか、と佐古氏は指摘しています。
 ごく平凡な雑貨店の主婦、三浦綾子さんは「氷点」で入選して、それで終わりではなく、次々とベストセラー作品を生み出し続けました。その秘密は、まさに三浦ご夫妻の祈りにあったのです。

 三浦綾子さんは祈りについて次のように述べています。
      「この世のいかなる大事業よりも、神を信じることが偉大な事業であり、
               その具体的な現われが祈りであるとも言えよう

            「祈りは、心に平和と力をもたらす業である


 ジョージ ミュラーは孤児院の父と呼ばれている人です。彼は孤児たちのために住むところ、食べる物、着る物を与えるために孤児院を開くことを決意し、何もないところから、それを始めています。彼はこう述べています。
 「 この事業の第一の目的は、孤児たちがただ祈りと信仰のみによって、すべての必要を備えられているという事実、そしてその事実によって、神が今なお忠実であられ、今なお祈りを聞いてくださるお方であって、神があがめられることであった。 」
 彼はただ神を信じて孤児たちの家を開くことを祈り求めた、祈り続けた。 すると、家も、食べ物も、着る物も、そして孤児たちの世話をする人をも神さまが与えて、30人の孤児たちを受け入れることができたのです。 こうして始められた孤児院は、ミュラーが祈り続けることによって、やがて2000人もの孤児を受け入れる偉大な事業に発展していきました。そして今もその働きは続いているのです。

 神は私たちにも祈りの事業を続けさせようと働いておられます。神に対して祈ることにより、私たちは予想や望みを超える大きな喜びを得ることができます。

聖書のことば
    「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈りと願いとをささげ、
     あなたがたの求めるところを神に申し上げるとよい。そうすれば、人知ではとうてい
     測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエス
     にあって守るであろう。」               
(ピリピ人への手紙4章6、7節)
 


ACCA 2016 クリスマス キャンドルライト サービス ご案内

   日時:2016年12月3日(土)午後5時~7時30分
   会場:日本聖公会 大阪聖愛教会

       第一部 キャンドルライト サービス
                メッセージ    竹谷 敏朗 牧師(ACCAチャプレン)
                聖歌隊      J-House Gospel Choir
              第二部 ミニパーティー & ミニゴスペルコンサート
                コンサート    J-House Gospel Choir
                                                       (ディレクター 宇田川八恵子氏)

       今年で17回目のACCAクリスマスです  皆様のご来会を歓迎いたします(入場無料)

            主催:異文化理解研究推進会(Association for Cross-Cultural Awareness)
                                                               代表 中島 愛子  ℡06-6704-9259


乞う 祷告

・ヤンクル同窓生の大岡  出さんが入院されました(以前より難病と闘いながら診療に励んでおられたところ、倒れて)。  神さまの癒しを信じて、出さんのために、心を合わせてお祈りしましょう。(11月1日)

・お祈りをありがとうございます。出さんは意識が回復しておらず、肺炎を起こしているとのことです。
 引き続き、神さまの癒しとお守りをお祈りくださいますように。(11月3日)

レスポンス     
・驚いております。早速お祈りさせていただきました。
・ご連絡ありがとうございます 大岡  出くんの癒しのためにお祈りしています
・お祈りさせていただきます。

・いずるくんには、また起き上がってほしいです。祈ります。
・はいわかりました。主の癒しがともないますようとりなしのお祈りをいたします。
・突然のことで驚いています。出くんの容態が回復するよう毎日祈ります。


今日の聖句 2016年11月  毎日更新中   (ご希望の方には聖句メールとして配信します)
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11月5日(土)
「ただ、揺るぐことなく信仰に踏みとどまり、あなたが聞いた福音の希望から離れてはなりません 。この福音は世界中至るところの人々に宣べ伝えられており、 わたしパウロは、それに仕える者とされました。」(コロサイ1:23)

全能の神さま、信仰と言う大きな賜物を心から感謝します。この信仰を宣べ伝えるために遣わされている人々の存在を覚えてみ名をあがめます。わたしたちもこの光栄ある働きを受け継ぐことを得させてください。

11月4日(金)
「すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競争を忍耐強く走り抜こうではありませんか、信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。」(ヘブライ12:1-2)

主なる天の神さま、わたしたちに目指すべきゴ―ルを示してくださることを感謝いたします。どうか、忍耐をもってゴ―ルインできますように、わたしたちの歩みを助けてください。

11月3日(木)
「神の慈しみと厳しさを考えなさい。 倒れた者たちに対しては厳しさがあり、 神の慈しみにとどまる限り、あなたに対しては慈しみがあるのです。もしとどまらないなら、あなたもを切り取られるでしょう。」(ロ―マ11:25)

天地創造のまことの神さま、あなたの変わらない真理を聞かせてくださることを感謝いたします。どうか、わたしたちがあなたの審判に耐えられるよう、あなたの愛の中に留まらせてください。

レスポンス 

・今朝もありがとうございます。
・信じて祈ることをわかりやすく教えていただきました。私のの祈りに答えてくださる神さまに委ねます。
・先日は礼拝の御用をしていただきありがとうございました。またよろしくお願いいたします。


 ACCA異文化理解研究推進会    フラワーデザイン        発行日 11月 5日

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