小さなかご
自宅に荷物を届けてくれるサービスはありがたいものです。以前は本を求める時に、本屋さんに行って探していたものですが、今は、ネットで検索して購入手続きをすると、数日後には自宅などに届けてもらうようになりました。便利さが、手軽さが、その方法を求めてしまいます。お花のお届けサービスも定着しています。母の日にお花を贈る習慣が根付き、遠くにいる方にも生花を、本人にに代わって届けてくれています。
外国にも贈ることができます。日本で働いていた宣教師の方が亡くなられた時、哀悼を表すために花束を贈ったことがあります。日本にあるフラワーサービスの会社が、送り地の国のフラワーサービスの会社と提携ができていたからでした。なんとも便利な社会になっています。だからと言って、省いていいものばかりがあるわけではありません。
ちいさなかごに花をいれ、さびしい人にあげたなら、へやにかおり満ちあふれ、
くらい胸もはれるでしょう。
あいのわざはちいさくても、 かみのみ手がはたらいて、
なやみのおおい世のひとを あかるくきよくするでしょう。
6月の第二の日曜日に、教会でよく歌っていた讃美歌です。教会では「花の日・子どもの日」として日曜礼拝を守っています。
およそ150年ほど前のことです。1856年、アメリカのマサチューセッツ州チュルシイ市にある教会のレオナルド牧師の提案が起源であったそうです。6月のある日曜日を定めて少年少女のために特別のプログラムを作り、子ども中心の集会を行ったのが始まりです。
1866年には、アメリカのメソジスト教会が6月第2日曜日を「子どもの日」として教会行事に加えることを決議しました。この日は少年少女たちの宗教教育を強調する日であったそうです。同時に、一年中で最も多くの花を咲かせる季節であることから、信者は各々花を持ち寄って教会堂を飾り、礼拝後、その花を子どもたちに持たせて病院を訪問させ、病人を見舞い、また警察や社会施設を慰問したのだそうです。
このように最初は、子どものために計画されたものが、花の日と呼ばれるようになったのです。そして、日本の教会では「花の日・子どもの日」として、守られるよになっています。
お花を持ち寄って、お年寄りの方や病む方のところにお届けすることは、宅配サービスに委ねることもできますが、自らの手でお渡しするならば、私たちの思いやりの、暖かい心がお花と一緒に伝えることができます。たとえ小さな花束であっても、良い香りが人に伝わるものですし、受け取ってださった方の気持ちを通して、良いことを行う喜びが子どもたちの心にも刻まれていきます。愛の業はちいさくても、恥じることなく確実に続けていかなければならないものです。
今日のお花
ある方から、定期的に花束を分けてもらうようになった。その方は、お花屋さんから、月2回、花束を届けてもらうサークルを長年続けていた。始めはその花束をいけこんだものを見せてもらていたが、そのうちに自分もお花を触りたいと思うようになったので、そのサークルに特別に加えてもらい、お花を楽しむことを再び続けています。再びというのは、もともと、学院教会にいた時から、教会のお花を教えられ、学ぶようになり礼拝時のお花、儀式時のお花などをいけこみながら、お花の持つ美しさに親しんでいたからです。
その作品の一部を紹介します。お花の種類などはお花屋さんが季節のお花を中心に選んでいるので
手元に届けられたお花を材料として、それぞれのお花の個性を活かすようにいけ込んています。おかげで季節ごとに表されるお花を通して、造り主なる神さまの働きを讃えることができています。
(作品は職場の一角に飾っています、またフェイスブックにもアップしています)
スイトピー、ゴッドセフィア しゃくやく オリエンタルリリー、スターチス
ガーベラ、ラークスバー グラジオラス、カーネーション ピンポンマム、SPカーネーション
カスミソウ スターチス
今日の聖句 2017年 7月 毎日更新中(ご希望の方には聖句メールとして配信します)
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7月17日(月)
「 神は人を分け隔てなさらないことが、よく分かりました。どんな国の人でも、神を畏れて正しいことを行う人は、神に受け入れられるのです。」使徒言行録4章34-35節
すべてのものの造り主なる神さま、 私は魂を高くあげて、この日を生きることができる幸いを感謝いたします。どうか、この日の行いが、神さま、あなたに受け入れられるものとなりますよう助けてください。
7月16日(日)
「 わたしはあなたのために、信仰が無くならなように祈った。 だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」ルカ福音書22章32節
聖なる神さま、主の教会の交わりに加えられている恵みを感謝いたします。どうか、私たちも主にある兄弟姉妹のために、励ましの祈りをささげる者にならせてください。
7月15日(土)
「 羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。自分の羊をすべてて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知ってるので、ついて行く。」ヨハネ福音書10章
3節4節
天の神さま、真の羊飼いを私たちのために備えておられることを覚え、御名をたたえます。どうか、この羊飼いに導かれて私たちが真の憩いの庭に安らぎを得ることをかなえてください。
レスポンス
○今朝もありがとうございます
○「流れのほとり」でキリスト教布教と異文化とのことを教えてくださってありがとうございます
また音吉さんの詳細も教えてくださってありがとうございます その後の音吉さんのことは知らなかったの で感慨深く受けとめました
○いつもみことばに力づけられています。感謝いたします!!
○流れのほとりありがとうございます。
世界の情勢が不安定な方向に動いていますね、まるで黙示録の預言どおおりで不安が募りますが、主の 祝意を待ち望みたいです。