流れのほとり   
                                 発行: 流  れ  の  ほ  と  り 社     
                                 〒545-0042
                                  大阪市阿倍野区丸山通1丁目6-16
                                            松虫ハイツ303 
        2017年12月10日号 No.327            主筆・牧師     竹谷 敏朗                                       


クリスマスー救い主の誕生を受け入れる時




 
ガリラヤのナザレから、長い旅をして、ヨセフとマリヤはダビデの町と呼ばれたベツレヘムにやって来ました。皇帝アウグスト の勅令で人口調査のため、故郷に向かうためでした。マリヤは身重になっています。その晩、街は多くの人々で賑わい、ヨセフとマリヤは、泊まるところを探していましたが、宿は人々であふれ、どこにも空き部屋がありませんでした。
 身重のマリヤはもう待てなくなります。ある宿の主人が、マリヤの 姿を見て、「馬小屋なら空いているよ、お使いなさい」と言ってくれ ました。ヨセフとマリヤは馬小屋に泊まることになりました。

その夜、奇跡が起こりました。神は世界のために、飼い葉桶の中に、ひとりの子をお遣わしになりました。ヨセフは、神がなされた奇跡に驚きました。

その夜、ベツレヘムの街はずれの丘で、羊飼いが夜通し、羊の番をしていました。突然、天からの声が聞こえてきました。「あなたがたのために、ダビデの街で救い主キリストがお生まれになられました。  天の使いと軍勢が天に帰ると、羊飼いたちは、そこに羊をおいて、救い主イエスさまが眠っている小屋に急いで行きました。そしてイエスさまを拝みました。イエスさまは豪華な宮殿のなかではなく、小さな家畜小屋のなかの飼い葉桶にすやすやと眠っていました。

夜空に輝く素晴らしい星がありました。その星の輝く夜、星に導かれた人たちがいました。東の国の博士たちです。博士たちは「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私達は、東の方でその方の星を見たので拝みにまいりました。」と言いました。

三人の博士たちは、とうとう探していた王を見つけました。大きな街の立派な宮殿ではなく、小さな街ベツレヘムの馬小屋のなかで、王としてお生まれになられたイエス様にお会いしました。星に導かれた博士たちに、神は大きな喜びをお与えになりました。 博士たちは、黄金、乳香、もつ薬を、お生まれになられたキリストに捧げました。ベツレヘムの馬小屋で、預言のとおり、神の子がお生まれになりました。

預言者の言葉「見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。」 「 ひとりのみどり子が、私たちのために生まれる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」(旧約聖書イザヤ書)

クリスマスは私たちのために救い主が与えられたという出来事です。私たち人間には救いが必要です。苦難や悩みがあるからです。助けを必要とすることが起きているからです。悩ましい生活を送らざるをえなくなっている人たちを救うために、神は救い主をこの世界に遣わしてくださっています。
天使は、神の子の誕生をほめ讃えました。羊飼いは、礼拝しました。博士はひざまずきました。私達も救い主イエスさまの誕生を受け入れ、その恵みに預かりましょう。


「 きよしこのよる 星はひかり、 すくいのみ子は まぶねの中に ねむりたもう、いとやすく。」
                                               讃美歌109番



 第18回ACCAクリスマスキャンドルライトサービスを開催しました


    日時   2017年12月2日(土)pm5:00-7:30
    会場   日本聖公会 大阪聖愛教  大阪市天王寺区大道3-3-20

        第一部  キャンドルライトサービス   メッセージ     島田 巌 牧師(神楽町教会)       
    第二部  ミニパーティー&
              ミニゴスペルコンサート J-House Gospel Choir
                    


 子どもさんの参加も増え、和やかなひと時となっています。


 また多くの方々が準備の時から来てくださり、後片付けも手伝ってくださいました。年々、この会を盛り上げて下さる方が起されていることを覚え、主がこの集まりを祝福して用いてくださることを感謝いたします。

詳細アルバム
      


今日の聖句 2017年 12月~2018年1月  毎日更新中 
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12月10日(日)
「 この憐れみによって、高い所からあけぼのの光が我らを訪れ、暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、我らの歩みを平和の道に導く。」ルカ福音書1章78-79節

天の神さま、暗闇の中に明かりをもたらし、絶望の中にいる者に希望を与えてくださるあなたの計らいを讃えます。どうか、私たちの歩みが、平和の中を進むことができますように、あなたの導きを与えてお祈りください。

12月9日(土)
「 主に逆らう者の家には主の呪いが  主に従う人の住かには祝福がある。主は不遜な者を嘲り へりくだる人に恵みを賜る。」箴言3章33-34節

主なる神さま、あなたの祝福によって生かされ、守られていることを感謝いたします。どうか、どんな時にも、高ぶらず、おごらす、へりくだって、主の導きと恵みのなかを歩ませてください。

12月8日(金)
「 神よ、わたしの内に清い心を創造し   新しく確かな霊を授けてください。御前からわたしを退けず、あなたの聖なる霊を取り上げないでください。」詩篇51篇12‐13節

父なる神さま、 あなたからの賜物は 私たちの思いをはるかに超えています。どうか、これらの賜物を受け止め、喜ぶことのできる信仰的に清められた力を与えてください。


レスポンス

・いつも聖句メールをお送りいただき感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。
・5日の幼児祝福を感謝致します。皆さんが共に参加出来た事か嬉しかったと言って下さいました。
・今晩は、楽しいクリスマスに参加させて頂きまして感謝しています。
娘の麻理も久しぶりの先生との再会に懐かしいと言っています。月日の経つのは、速いものです。これからの時間を大切に過ごして行きたいと思いました。
 (このお嬢さん、かって小学生のころ、お母さんに連れられて日曜の礼拝によく来ておられました。この夜20年振りに再会できて感激しています。)


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