流れのほとり   
                                 発行: 流  れ  の  ほ  と  り 社     
                                 〒545-0042
                                  大阪市阿倍野区丸山通1丁目6-16
                                            松虫ハイツ303 
        2018年 1月14日号 No.328            主筆・牧師     竹谷 敏朗                                       


新しい年ー新しい歌を主に向って歌う



新しい年を迎えました。多くの人々が新しい年を祝っています。新しい年の理解のしかたがあって、祝う時期の違いがありますが、人の新年を祝う思いは同じです。あるところでは1日に7回食事をして祝っています。7回食することで7人分の力が得られると言い伝えられているからです。またあるところでは、12粒のブドウを食べてお祝いをしています。12粒のブドウを食べると幸せが叶うと言われているからです。ここ、日本では過ぎし1年の無事と新年の幸いを祈願することが多くの人によって行われています。
なぜ、人々は新年を祝おうとするのでしょうか?キーワードは新しさです。過去の出来事に区切りをつけて出直すのには新年がふさわしいからです。新年は真っ白な白紙ページのようなもので、人はそのページに良いことをたくさん記したいと考えています。

 聖書は新しい年に「御名をたたえよ」と教えています。一つには、天に向って新しい歌を歌って御名をたたえよ、二つめには、地の人々に向って、神さまの御業を宣べ伝えて御名をたたえよと伝えています。しかし、それは単に新しいことを体験して喜べと言うのではなく、過ぎた日々のなかで、天の神さまが何をなされてこられたのかを思い返して、もう一度、新しい心を持って感謝を現すことにほかなりません。

天地創造と言うことばがありますが、これは神さまが天と地を造られたお方であることを表しています。神さまは大空の上を天と、大空の下を地と呼ばれました。そして地のうえに人を創造して置かれています。地に住むようになった人は、天を見上げて、そこにおられる神さまが語られ、お命じになられたことを行っていました。神さまと人とが、良い関係のなかで、楽園を造り上げています。
 しかし、その良好な関係が損なわれることになりました。人が誘惑に負けたからでした。結果、人は神さまの造られた園から追い出され、生きるための苦しみを負っていかなければならないようになります。人のなかの苦難にはその原因があったのです。最も大きな苦しみは死ぬことでした。

 神さまは、みずからが造りだした人が苦しむのを捨て置かずにはおられません。神さまは人が損なったものを自らの行いで回復することを現しました。それがクリスマスと呼ばれる出来事なのです。世に遣わされたイエスさまをキリストと信じることを通して、神さまは人が正しい関係を持つことができるようにして下さっています。

 神さまが素晴らしい世界を造られたこと、人にそのことを知らしめるために、救い主を与えておられることを思い返して見るならば、私たちの心のなかには、おのずから感謝な気持ち、言葉が溢れてきます。ですから、天に向って目をあげることによって、私たちは造り主である神さまの存在を喜び讃えることができます。

  「新しい歌を主に向って歌え。 全地よ、主に向って歌え。
   主に向って歌い、御名をたたえよ。日から日へ、御救いの良い知らせを伝えよ。」

                                        (旧約聖書 詩篇96編1、2節)


第9回ヤンクル同窓会のご案内

         
2018年2月12日(月曜・振替休日)11:00~
            会場: J-House 大阪市北区西天満5-11-9


           
内容:ランチョン(食事と交わりと祈りの会)       会費:500円(食事代)

  
ヤンクル同窓会は学院教会でヤンクルに関わっていた方々を中心とする交流会ですが、どなたでも参加できます。どうぞお気軽にご参加くださいますようご案内いたします。特にご家族でのご参加を歓迎しております。               連絡先:davidtakeya@ybb.ne.jp(竹谷)
 
同窓生近況
・おはようございます。いつもお祈りありがとうございます。12月22日、無事に2人目が産まれました。
名前は尋(ジン)で男の子です。マタイ7-7昔の訳『尋ねよ、さらば見出さん。』からとりました。
今後ともよろしくお願いします。(大岡 令)
・明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。ヤンクルの同窓会の案内、並びにレビくんの二人目のお子さんの誕生に関するお知らせありがとうございます。2月はすでにロケが入っているので、帰国することは叶いませんが、いつもご案内ありがとうございます。いつかぜひとも参加できればと思っています。(八木 一仁)


      


今日の聖句 2018年 1月~2月        毎日更新中 
                               (ご希望の方には聖句メールとして配信します)
                                  聖句メール配信希望・停止の連絡

 (今日の聖句をクリックすると最新の今日の聖句に繋がります

1月14日(日)
「 わたしたちは皆、この方の満ち溢れる豊かさの中から、恵の上に、更に恵みを受けた。律法はモ―セを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。」
                                         ヨハネ福音書1章16-17節

天の父なる神さま、御子イエス・キリストを私たちのところに遣わしてくださったことは真実なことです。どうか、私たちをキリストとの親密な交わりの中に入らせ、その恵みの恩恵に預からせてください。

1月13日(土)
「 わたしたちは、今は、鏡におぼろげに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔と合わせて見ることになる。わたしは、今は、一部しか知らなくても、そのときには、はっきり知られてるようにはっきり知ることになる 。」コリントの手紙第1、13章12節

大いなる神さま、どうぞあなたを浅く考えることで 軽んじることのないように、あなたの愛と聖に対して 高い着想を抱かせてください。

1月12日(金)
「 あなたがたを迫害する者のために祝福を祈りなさい。祝福を祈るのであって、呪ってはなりません。」ローマの信徒への手紙12章14節

全能の神さま、あなたと共にこの一日の働きが始められますように。私の弱さがあなたの力に結ばれ、どんなみ旨でも喜びをもって行う力をお与えください。

1月11日(木)
「 罪と何の関わりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。」コリントの手紙第2、5章21節

父なる神さま、今日も罪人の心が平和を見出し、疲れた心が安息を得、悲しみを負う者があなたのをみ力との交わりに預かれるように、あなたのお恵みを与えてください。


レスポンス

・今朝もありがとうございました
 「流れのほとり」を届けてくださって感謝します。
 クリスマスキャンドルライトの厳かで和やかな様子が伺えました。また先生方の愛のご配慮を
あちらこちらに見てとれて、クリスマスキャンドルライトは素晴らしい集会だな、と思って読みました。

・いつもお祈りありがとうございます。
 今年のACCAのクリスマスには出席出来ませんでしたが、お寺でクリスマス会が開催され、講演をしました。多くの未信者や教会を離れているクリスチャンの方が集い、賛美してクリスマスをお祝いしました。今後2ヶ月に一度集まって聖書を読むことになりました。ハレルヤ (鈴木 俊章)

・入院が3ヶ月近くになりましたが、とうとう退院が明日の日曜日(1/14)に決まりました!(^-^)v
まだ、完治したわけではないのですが、病室がいっぱいになったのと、リハビリでは痛みの緩和以外にすることが無いとの事で、自宅療養で痛みのケアは自宅近くの病院を紹介してもらう事になりました。
ご心配いただきました皆様、本当にありがとうございました。(中島 ジョニー 真)


   ACCA異文化理解研究推進会    流れのほとり前号     お便りはこちらから