流れのほとり   
                                 発行: 流  れ  の  ほ  と  り 社     
                                 〒545-0042
                                  大阪市阿倍野区丸山通1丁目6-16
                                            松虫ハイツ303 
        2018年 2月18日号 No.329            主筆・牧師     竹谷 敏朗                                       


苦難の意味


書を読んでいきますと、ある真実が見えてきます。それは神さまを信じることは苦難を受けることであり、迫害を受けることでもあるということです。聖書は、このことを幾たびとなく表しています。ヨセフがそうでありました。彼は神さまに用いられる人であったために、そのことを快く思わない兄弟たちによって奴隷として売られ、何年もの間、苦難のなかを歩んでいます。ヨブがそうであありました。彼は神を畏れ、悪を避けて、神の祝福を得て生きていた人でした。しかし彼は試みなれるのでした。彼の得ていた祝福を神は取り上げられるのです。財産、家族を奪われてもなお彼は神を信じて歩むのですが、次には、彼にひどい皮膚病をあたえられ、肉体的な苦しみを負わせられています。キリストと呼ばれるイエスさまも苦難を受けています。神のことばを正しく伝えていたイエスさまは神を冒涜するもの、世の中を混乱させる罪人とさせられ、いばらの冠をいだいて十字架を負ってゴルゴダの丘に登らされ、ついには十字架の刑に処せられています。イエスさまの弟子となったペテロも獄につながれました。パウロもまた獄につながれています。

神さまを信じて、その真実に触れた人々はみな苦難の人生を送っています。 しかし、それだけの人生ではありませんでした。彼らはみな立派な神を信じる者としてたたえられる者となっています。

なぜでしょうか。

〇彼らは神さまとの交わりを築き、それを持ち続けました。

 ヨセフはしばしば夢を通して神さまとの交わりを持っていました。夢を通して神はヨセフの信仰をよしなっておられたのです。ヨブは辛い皮膚病のなかで神さまとの対話を続けて、とうとう、神のなされることが真実であることに気がつき悔い改めています。イエスさまはたびたび静かなところに行って神さまに祈っています。ペテロをはじめとするイエスさまの最初の弟子たちは、イエスさまが天に上げられた後も集まって熱心に祈っていました。パウロはなぜ私を迫害するのかと、主の声を聞きいれ、その導きに従って歩むものになり、同心の者のために祈りを積むものになりました。

〇神さまとの交わり、それは第一に神のことばとしての聖書に親しむことであり、第二に神さまに向って祈りを積むことであり、第三に聖書のことばによって、祈りによって、教えられたことを他の人々に伝えることのなかで始められ、形作られていきます。これらを続けることによって、私たちは苦難に耐える者となります。そればかりか、神を信じる者は苦難を受けることによって「いのちの冠」を受ける者に変えられていきます。

「あなたは、受けようとしている苦難を決して恐れてはいけない。見よ、悪魔が試みるために、あなたがたの何人かを牢に投げ込もうとしている。あなたがたは、十日の間苦しめられるであろう。死に至るまで忠実であれ、そうすれば、あなたに命の冠を授けよう。」ヨハネ黙示録2章10節 この言葉は「最初にして、最後の者である方、一度死んだが、また生きた方が、次のように言われる。」 つまりイエス・キリストがこの死に至るまで忠実であれと言われ、そうすれば、あなたに命の冠を授けようと言われたのです。この約束があるので、私たちは辛い時をも耐えて過ごすことができるのではないでしょうか。命の冠は私たちの輝かしい希望です。



2018ヤンクル同窓会が開かれました

 
日時2月12日(月曜・振替休日)11:00~15:00
  会場: J-House 大阪市北区西天満5-11-9
 
内容: ランチョン(食事と祈りと交わり)
 
 会は昼食の準備から始まり、参加者で調理し、盛り付けた昼食をいただきながら、会話を続け、祈りと賛美を持ち、後片付けをして散会しました。今回は特に先に天に召された、この会の常連メンバーであった筒井信子先生を偲ぶ時、かって学院教会で伝道旅行にも行った武部 徹さんの足跡を振り返る時、ヤンクル同窓会が始まってから既に天に召された杉本久也さん、大岡 出さんをの残されたご家族を覚えて祈る時を持っています。

 
                                  故 筒井信子先生    
 
筒井信子先生の訃報を聞いた時は、心臓が止まるほど驚きました。昨年夏に行われた、グレース幼稚園のお別れ会の時には、いつもと変わらないお元気で、パワフルな記憶にある昔のお姿そのままだったからです。
筒井先生は、わたしがグレース幼稚園に通っていた頃の園長先生で、あたたかく、こどもたちみんなを包み込むような笑顔と話し方で、たくさんのお話を聞かせて下さいました。
かれこれ40年も昔の話ですが、いくつもいくつもその時のお話を覚えて、今も実行しているのですから、改めて先生のすごさや、伝えられてきた幼児教育の大切さを痛感させられます。現在も、その教えを継承されているグレース幼稚園に、子どもを通わせて頂いています。感謝とともに、安らかな眠りにつかれることをお祈り申し上げます。

いつまでも元気な先生だと思っていたので、母と共にショックを受けております。
筒井先生にはたくさんの感謝と共に、心からご冥福をお祈り致します。

筒井先生のご逝去も妹からきいて驚きました。学生のころから厳しい先生で 有名でした。 聖愛、グレース幼稚園に勤務してからも 先生がいらっしゃると緊張した気持になっていたことを思い出します。
 退職後お逢いした時にその話をしたら「えーっ、私そんなに怖かったか?」と言われ、その時の笑顔が思い出されます。 〈子どもたちを大事に〉〈子どもたちは神様から託されたことを忘れずに〉 そのことを真剣に教えてくださったことを感謝しています。 

信じられません!!とても悲しいです。「ライブの時につけてね」とアクセサリーをくださったり、いつも気にかけてくださってました。
〇いつもスンキューのことを覚えてくださっている皆様に感謝します。
筒井先生の悲しいお知らせもありましたが、同窓会が温かく豊かな癒しの場になるように祈っています。

〇久しぶりにお会いできて有意義なひとときをありがとうございました。また参加させていただく時を楽しみにしています。ありがとうございます。
〇ありがとうございました‼️とても楽しかったです。    


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2月17日(土)
「 あなたがたの中で苦しんでる人は、祈りなさい。喜んでる人は、賛美の歌を歌いなさい。」 ヤコブの手紙5章13節

憐れみ深い神さま、苦しみに会うことが私たちにとって幸いなことになりますように、祈りの生活を守らせてください。

2月16日(金)
「告白を神へのいけにえとしてささげ  いと高き神に満願の献げ物をせよ。それから、わたしを呼ぶがよい。 苦難の日、わたしはお前を救おう。そのことによって  お前は私の栄光を輝かすであろう。」詩篇50篇14-15節

天の神さま、私の愚かさと失敗をあなたにをお委ねいたします。私を憐れんでください。私を悲しみに陥れないように、あなたの栄光で包み込んでください。


レスポンス

・今年も毎朝、聖句を送ってくださり、ありがとうございます。聖句を読んでから細君と祈り会をいたしております。
・み言葉ありがとうございます、昨日無事手術終わりました、お祈り感謝します!!


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